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2011-10

LabVIEWをやってみる

いろいろあってLabVIEWなるソフトを触ってみることになった.

LabVIEWはグラフィック型言語によってプログラミングすることのできる開発環境であり、主に計測用に用いられる。Laboratory Virtual Instrumentation Engineering Workbenchを略したもの。

by Wikipedia大先生

とりあえず、試用版をインストールして触ってみる。
普段C言語を使っている自分としては、取っ掛かりはかなり微妙。慣れればコード打つより楽になるのだろうか?
悪戦苦闘しながら数日間あれこれやってみて一応それなりに動作するものが作れるようになってきた。
そこで学んだ内容の幾つかを備忘録的に記載してみる。

・サブVIを作る

サブVIは通常の言語でいう関数のようなもの。1つのVIに全ての処理を記述するとごちゃごちゃになって大変な事になるので、
サブVIを使いこなせないとお話にならない。
まず、新規VIか任意の範囲をVIに変換しVIを作成する。
作成したVIのフロントパネルで端子と制御器、表示器を接続する。

・サブVIを使用する

1.普通に関数挿入からVIファイルを選択する。
2.VIのリファレンスを取得してインボークノードから実行する。
VIパス→VIリファレンスを開く→VIを実行(インボークノード)→VIを中止(インボークノード)→VIを閉じる
実行中のサブVIの状態を取得するにはVIリファレンスのプロパティノードから、
制御器の名前を指定して制御器の値:取得とかする。
この場合得られるのはバリアント型なのでバリアントからデータに変換とかする。

vi_run

・フロントパネル上の制御器の取得

VIリファレンス→フロントパネル(プロパティノード)→制御器(プロパティノード)
これで全コントロールのリファレンスの配列が取得できる。

panel_ctrl

・イベントを登録する

イベント制御したい制御器のリファレンスを用意する。
イベント登録関数にイベントソースとして渡し、イベントの種類を選択する。
イベント登録からの出力(リファレンス)をイベントストラクチャに渡す(ダイナミックイベント登録)。
  デフォルトではダイナミックイベント登録端子は非表示なので右クリックから表示しておく。
イベントケースを追加する。
event

・制御器・表示器の状態変更

制御器・表示器の状態変更はプロパティノードを使う。
例えば、割と使うと思われるボタンの押下状態の変更はプロパティノードの値にTRUE,FALSEを指定する。
有効、無効状態の変更は無効の値にEnabled(0),Disabled(1),Disableed and Grayed Out(2)を指定する。
disable

・制御器を隠す

表に出す必要のない変数でも制御器を作成しなければならない。
そのときパネル上では制御器を非表示にしたいわけだが、その場合右クリックからの「制御器を隠す」を選ぶ。
ただし、フロントパネルではなく、ブロックダイアグラムで行う。
フロントパネルでやると再表示の方法が不明。

と、基本的な操作と以上のあたりでGUI的なものは作れた。
外部装置からのデータ入力とかがLabVIEW一番の売りなのだろうけどそのあたりはまた機会があったらご紹介しましょう.

今回はこの辺で.

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シーテックジャパン2011にパノラマ多面体を展示

皆様,こんにちは.

「CEATEC JAPAN 2011」が2011年10月4日から開催されておりますが,
当社もサーマルプリンタ技術の紹介パネルとパノラマ多面体を展示させていただいております.

会場の場所は,「岩手県盛岡広域地域産業活性化協議会」 5C33 です.
お近くにいらっしゃいましたら どうごご覧頂ければ幸いです.

パノラマ12面体のペーパークラフトをあしらった会社パンフをお配りしております.
もし無くなってしまっていたらゴメンナサイ.

ISS展示コーナー

シーテックニュースにも掲載頂きました.
Vol.072 盛岡広域地域産業活性化協議会 3企業1大学が先進技術を展示

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