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タスクトレイに猫入れる

●タスクトレイに入れる


この手の(常駐?)アプリケーションでは,タスクバー(デフォルトで画面一番下にある,開いたウィンドウとかが並ぶところ)に表示せずに,タスクトレイ(タスクバー右側の時計の辺り)にアイコンを表示するのが一般的なようです.
そこで,猫ウィンドウクラスCCatWndのウィンドウ生成用メソッドであるCCatWnd::CreateWnd()に引数を追加し,猫ウィンドウ生成時にタスクトレイに入れるかどうかを選べるようにします.


  virtual bool CreateWnd( …, bool bInTaskTray, UINT IconID );


bInTaskTrayがtrueのときは,IconIDでタスクトレイに表示するためのアイコンを指定します.
(コレ,IconIDの値だけで判断すれば,bInTaskTray引数はいらないような…)
(と,ここまでコード書いたところで,ウィンドウクラス(RagisterClassExで登録する方の「ウィンドウクラス」ね)自体のアイコンを指定する手段」が無いことに気付きました……後で考えよう)





●タスクトレイへのアイコン登録方法


…については,先に他者が書いた記事があるようなので簡潔に箇条書き.



  • ウィンドウの拡張スタイルにWS_EX_TOOLWINDOWを指定すればタスクバーに表示されなくなる.
  • タスクトレイへは ::Shell_NotifyIcon(NIM_ADD,…) で登録する.(要#include “shellapi.h”)
  • タスクトレイへ登録したアイコンは,最後にちゃんと Shell_NotifyIcon(NIM_DELETE,…) で登録解除する必要がある.
  • 登録時に Shell_NotifyIcon() に与える構造体にウィンドウハンドルとイベント通知用のメッセージ番号を指定しておけば,タスクトレイ上でアイコンに対するマウスイベント等が起こったときに通知される.

といった感じです.登録はCCatWnd::CreateWnd()内にて

if( bInTaskTray ) //タスクトレイに入れる指定がされていたら
 {//※このコードは一部省略して抜粋しています.
  NOTIFYICONDATA ncd = { 0 };//Shell_NotifyIcon()に与える構造体
  ncd.hWnd = m_hWnd;//猫ウィンドウのウィンドウハンドル
  ncd.uFlags = NIF_ICON | NIF_MESSAGE | NIF_TIP;
  ncd.hIcon = ::LoadIcon( GetHInstance(), MAKEINTRESOURCE(IconID) );//アイコン指定.※GetHInstance()はインスタンスハンドルを取得してくるメンバ関数
  ncd.uCallbackMessage = CATWNDIMPL_TASKTRAY_EVENT;//メッセージ番号.WM_APP+1あたりにしてあります.

  m_bIsInTaskTray = ( ::Shell_NotifyIcon( NIM_ADD, &ncd ) == TRUE );//登録が成功したことはメンバ変数で覚えておく(登録解除処理のために)
 }

のようにしています.
これで,タスクトレイ上のアイコンにイベントが起こったら,m_hWnd宛にCATWNDIMPL_TASKTRAY_EVENTメッセージが送られてくるので,ウィンドウプロシージャでしかるべき処理を行うことができます.
猫ウィンドウではタスクトレイ上のアイコンが右クリックされたら,猫が右クリックされたときと同じポップアップメニューを表示することにしました.
CATWNDIMPL_TASKTRAY_EVENTメッセージ時に,イベントの種類はlParamに入っているので,猫ウィンドウでは lParam==WM_RBUTTONUP を条件にしてポップアップメニューを出しています.
なお,このときにメニューを出すべき場所は,::GetCursorPos()でマウスカーソル位置を取得して使っています.
(動き回る猫をクリックするのはそれなりに難しかった.これでやっと安定してメニューを出せます)


TaskTrayアイコン表示できた


アイコン出たけど…なんということでしょう……ぼけている……
32*32と16*16のサイズを持つアイコンを指定したら大きい方が使われてしまいぼけ具合が激しくなるようなので,16*16サイズだけのアイコンを用意して与えていますが,やはりぼけている.
(見たところ,タスクトレイに表示されている大きさは16*16ピクセルなはずなのだが……なんで??)


タスクトレイからの登録解除は,NOTIFYICONDATA構造体のnIDメンバとhWndメンバを,登録時と同じ値にして, ::Shell_NotifyIcon( NIM_DELETE, &構造体変数 ) とすればOK.
猫ウィンドウではウィンドウ破棄時に行っています.
(登録解除処理を忘れると,アプリ終了後も残ってしまいます.残骸をクリックしたりするとOSが消してくれる(?)ように見えますが)


第一段完成

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